スーダン・ダルフールの人道危機について、ユニセフ(国連児童基金)スーダン事務所の広報官エバ・ハインズ氏が2026年2月2日、国連の定例記者会見(ジュネーブ)で現地の状況と支援活動を報告し、国際社会に関心と行動を求めました。ダルフールでは避難民が増え、北ダルフール州タウィラには50万〜60万人が身を寄せているといいます。
ハインズ氏は、ダルフールでの10日間のミッション後に証言しました。紛争の複雑化や基本サービスの崩壊で、子どもたちが極限状態に置かれていると説明しています。移動や物資搬送には交渉や安全確認、許可取得が必要で、支援の実施そのものが難しい局面が続いているとしました。
一方で、ユニセフとパートナー団体は、わずか2週間で14万人以上の子どもに予防接種を実施するなど支援を積み重ねたとしています。車列での物資搬送や、診療所、仮設教室などを通じて支援を届けたものの、需要に対して十分ではないとの見方です。
今後、国際社会の関心と断固たる行動が得られなければ、最も幼く弱い立場に置かれるスーダンの子どもたちの状況は、さらに深刻化する可能性があると警鐘を鳴らしました。
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